麻生久美子ミリョクの理由
元気になる方法とはィ
リ「おと・な・り」
5月16日より恵比寿ガーデンシネマ、
梅田ガーデンシネマ
伏見ミリオン座、シネ・リーブル神戸
先行上映
5月30日より全国順次公開


インタビュー:麻生 久美子

一度も顔を合わせたことがない、都会のアパートに住むお隣同士である2人が、音を通じて惹かれあっていく…。そんな、恋が始まるまでを描いた大人の群像劇『おと・な・り』。

本作で岡田准一サンと共に、主人公である七緒を演じたのが、いま主演作が相次いでいる麻生久美子サン。
映画についてはもちろん、魅力のヒミツまで語ってくださいましたラュ

 Photo


ラ演じられた七緒に共感できる女性は大勢いると思いますゥ麻生さんご自身は、どのようなところに共感できましたかィ

やっぱり一番大きいのが夢を叶えるために頑張っている姿勢です。自分自身もかつてそうでしたから。そういう意味では、七緒にはとても共感しながら演じることができました。

ラ七緒はフラワーデザイナーという目標に頑張っていますが、麻生さんが最近頑張っていることはィ

最近は…あんまり頑張ってないですね(笑) 最近はどちらかというと、のんびりしてます。

ラお忙しい毎日ながら、あくまでも自然体でいられるヒケツをお聞かせ下さい。

自然体…よく言えばそうかも(笑) あ、でも最近では本作の他にも2作品出演しているので、取材を頑張っています。

ラ七緒にとって、隣から聞こえてくる音はある意味、安らぎのようなものだったように思います。
同じく忙しい毎日を送られている麻生さんにとって、安心感を得られる存在とは何でしょうかィ

犬ですゥ黒のトイプードルを飼っているのですが、もう全てが可愛くて…
顔も、表情も、体のサイズも性格も、もう、何から何まで全てが私にとってはパーフェクトなんですゥ本当に可愛いんですよゥ

ラアパートもそうですが、喫茶店やコスモス畑など、素敵な場所がたくさん登場します。印象的だったのはィ

アパートは、実は外側だけが本物で、中はセットなのですが、本当によく出来ているなあ、可愛いなあ…と思いながら演じていました。

コスモス畑はある意味、印象的でした。お花がもっと咲いている予定だったんですが、行ってみたらそこまでいっぱい咲いてなくて…(笑)

ただ、あのコスモス畑に囲まれた家が実家、という設定だったのですが、お花に囲まれたおうちは気持ちいいな、と思いましたね。

ラ1人で頑張る七緒の孤独感が印象的でした。どのようなことを意識して演じましたかィ

七緒は自分で自分をコントロールしている女性。今は夢に向かって頑張るとき、と自分で決めているんです。
ひとつに決めたら、そこにだけ向かってしまうという意味では不器用な人なのかな、と思いながら演じていましたね。

悩みを抱えてしまうところは私自身との共通点ですし、夢に向かって頑張る姿勢も、昔の自分と比べると共通点だとは思います。
ただ、恋愛も同時にしたいな…なんて欲張りだったりもするので、そのあたりは似ていないですね。私も不器用だけれど、私の方がずるいのかな(笑)

ラ人と人とのつながりが強く印象に残る作品でした。どのようなとき、他者とのつながりの大切さを意識しますかィ

やっぱりさびしいときですね、単純ですが。

ラさびしいときなんてあるんですかィお仕事もプライベートも充実しているので、なさそうに見えますが…

ありますよーァ(笑)
例えば、ふと気づくと私、誰からも電話かかってきてないィとか思ったり。
そういうのって、気づいていないうちはいいんですけれど、いったん気づくと「なんか私、1人かもィ」って一瞬思ってみたり。そんなに深刻になったりはしませんが…(笑)

あと、女性ってどうしても、ちょっと落ち込んだり、イライラしたりという特有のリズムがありますよね。
私の場合、だからと言って周りに当り散らしたりはしないですが、気持ちが沈みがちになったりすることはあります。

でも、そういう時は無理やり元気を出そうとしますゥ(笑)
そのままでいても、いずれ元通りにはなるんですが、「元気を出そう!」と思えば、意外と楽しくなったりするんです(笑)

ラ具体的には何をするんですかィ

無理やり笑ったり(笑)
ちょっと落ち込んでるときに「ははははは!」なんて笑ってみるとけっこう面白くて、気分が上がってきたりするんですよ(笑)
意外と心ってカラダに引っ張られたりするものなんです。
病気から回復された方が「笑うことはものすごく大切」とおっしゃっているのを聞いたことがあるのですが、実際「笑うこと」ってすごく大事なことなんだな、と思います。

ラ映画では、顔が見えないのにお互いの存在を感じている、という距離感が新鮮でした。演じる上で意識したことはィ

相手の出す音を"よく聞く"ということですね。
その音を出しているのが岡田さんだということは、もちろん私は知っています。けれど、七緒には、音を出す人がどんな人であるかはわからないわけです。
だから、"音"そのものから何かを感じるために、映画のように"耳を澄ます"ようにしました。 また、あれだけ壁の薄い部屋に住んでいるわけですから、他者を気遣う音というのがあります。そして、そこから気持ちが通い始める。そのことを意識しましたね。

ラ実際に音が聞こえる状況で演技をされていたんですね。

そうなんです。しかも、実際に撮影中に岡田さんが出してくださっているんです。
ですから最初は、恐縮してしまいました。

ラ麻生さんや七緒と同じ30代の女性や、これから30代を迎える女性たちに、特にここを見て欲しいと思うことがあればお聞かせ下さい。

私がこの『おと・な・り』で一番好きなのは、「ちょっと足を止める感じ」です。
この映画には、頑張っている人たちがたくさん出てきます。みんな、ちょうど仕事も脂が乗ってきている時期で、そういうときに一瞬足を止めて考える瞬間、というのがこの映画には描かれています。
それって、けっこう大切なことなんじゃないかな、と思うんですね。
そこで「本当に自分がやりたいことは何なのか」を考えるか考えないかで、その先の自分の人生が全然違ったものになる。そのことを、この映画では改めて感じましたね。
流されながら生きていくのもいいですが、一度考える、というのはすごく大事なこと。そのあたりを感じとっていただければと思います。

ラ麻生さんの30代の目標とはィ

健康で、明るくいられればいいかな(笑)

ラそんな麻生さんの原動力とはィ

普段、あんまり何も考えてないんですよね(笑)
やっぱり家族ですニ狽烽ソろん愛犬も家族に入ってますよゥ(笑)

実際の麻生さんはとってもキレイなのはもちろん、ナチュラルで気さくな女性。笑顔が本当にキュートで、うらやましくなってしまうほど魅力的な女性でしたゥ

そんな麻生さんが等身大の女性を演じる『おと・な・り』は、2009年5月16日より恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル神戸にて先行公開、5月30日より全国にて順次公開ですゥ

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